hisui_tsuyuyuの日記

いろいろ感想とか積むだけ ほぼ自分用

半分寝てた状態の初見「ハウルの動く城」感想

はじめまして。初投稿です。

タイトルの通りです。

 

1ヶ月くらい前に「ハウルの動く城」を見たので忘れないうちに感想を書いておきたいなと思った次第です。

ただ時間が経ってて記憶がもうあやふやな上、酔っていて半分寝ており終盤に至っては断片的な映像しか覚えていないという始末。

まあ、なら逆に印象深いシーンが抽出精製されてるんじゃないかってことで開き直って書いていきます。

 

まず感じたのが映像のクオリティー高いなあということ。

魔法の細やかな仕掛け、キャラクターの動き、料理、風、雨、雲。ハウルの城が動く様子なんかは、機械のごちゃごちゃ感やらスチームの音やら、観ているだけで気持ちいい要素満載でした。

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この辺の表現はジブリの十八番なんでしょうかね?ジブリはあまり見てこなかったのですが、以前見た「もののけ姫」の製鉄のシーンでも同じような感想を抱いた覚えがあります。

 映像で一番印象に残っているのは、消えそうになっているカルシファーが木にしがみついているシーン。絶対アニメーターさんが実際に消えかかっている火を見て「なんか必死にしがみついてるみたいでかわいいな」とか言って思いついてますよねこれ。発想力というか想像力というか、遊び心に溢れてるなあと感じたシーンでした。

 

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カルシファー一番かわいい

 

内容の話をすると、やはりソフィーがかけられた魔法に施された仕掛けが秀逸です。

当初は「老婆になる呪い」と説明されていましたが、おそらく「彼女が自分自身をどう見ているか、それを映す鏡」のようなもので間違いないでしょう。(この設定が荒野の魔女由来なのか、ハウルなのか、はたまたソフィーなのか、もう全く覚えていないのですが)

序盤のソフィーは自分がどうしたいのか、どうなりたいのか決められず、妹にすら「自分のことは自分で決めなきゃ。」と言われてしまうほどでした。しかし、ハウルやその家族と生活を共にするにつれ、自分の居場所を見つけ、容姿も大きく変わっていきます。

 

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並べると一目瞭然

 

この設定で一番面白いのは、見た目の変化が老婆から若い姿への一方通行ではなくソフィーの心情に応じて行ったり来たりするところですよね。まさしく鏡のようです。

大きく変化した生活の中で主人公が自信をつけてやりたいことを見つけていく、「自分探しの旅」のようなストーリーは王道中の王道ですが、その中でもこの主人公の見た目で心情を視覚的に直接訴える演出はかなり印象的だなあと。

 

 

今回のまとめ

  • 一応これが初の投稿なのにこんな曖昧な記憶だけで書いていいのか私。

  • ちらっと触れたけど、ジブリとは無縁のまま生きてきたのでもっと観てみたいなと思います。有名どころの「千と千尋の神隠し」「となりのトトロ」か。私の周りで妙に評判がいい「風立ちぬ」か。

 

 

おわり。